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販売店からSIMカード詐取=他人成り済まし、容疑で2人逮捕―愛知県警


 他人に成り済まして携帯電話販売店でSIMカードを再発行させ、だまし取ったとして、愛知県警は26日までに、詐欺容疑などで、自称自営業宇都宮勇哉(27)=神奈川県寒川町小谷、飲食店従業員豊田直紀(38)=東京都台東区千束=両容疑者を逮捕した。宇都宮容疑者は「覚えていない」と容疑を否認し、豊田容疑者は認めているという。  県警サイバー犯罪対策課によると、こうした手口は「SIMスワップ詐欺」などと呼ばれ、被害者は電話番号を乗っ取られて電話が使えなくなるほか、ショートメッセージサービス(SMS)を使った認証を破られる可能性もある。容疑者の逮捕はほとんど例がないという。  逮捕容疑は、2人は共謀し、昨年7月20日、東京都豊島区の携帯電話販売店で、「携帯電話をなくしたのでSIMカードを再発行したい」などとうそをつき、店員に偽造した運転免許証を提出。大阪府の40代男性に成り済ましてSIMカード1枚をだまし取った疑い。   宇都宮容疑者らは個人情報を盗み取る「フィッシング」などで入手した男性の情報を基に免許証を偽造。詐取したSIMカードを使ってインターネットバンキングのSMS認証を破り、男性の口座から約607万円を同容疑者が管理する暗号資産口座に送金した。  豊田容疑者はインターネット交流サイト(SNS)の「闇バイト」に応募して事件に関わった。別事件で県警に逮捕されており、同容疑者の供述などから発覚したという。2人は昨年7~10月、少なくとも4000万円を不正に送金しており、県警は同様の手口で送金を繰り返していたとみて詳しく調べている。(了)【時事通信社】
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