自民の参院議員秘書が飲酒運転＝「赤切符」を交付―高知県警

　自民党の高野光二郎参院議員（徳島・高知選挙区）の公設秘書の男性（２７）が高知市内で飲酒運転をして、罰金の対象となる交通切符（赤切符）を交付されていたことが２５日、高知県警などへの取材で分かった。男性は飲酒を認めており、県警が任意で捜査している。 　高野氏の事務所などによると、男性は２３日夜、高知市内で私設秘書と飲酒。その後２人で自家用車に乗り、男性が運転して宿泊先に向かっていたところ、パトロール中の警察官に呼び止められた。ふらつきながら走っていたため、警察官が呼気検査をし、基準を超えるアルコールが検出。赤切符を交付されたという。 　高野氏は２５日、高知市内で記者会見し、「言語道断で許されない。国民に深くおわび申し上げる」と謝罪した。同氏によると、男性は同日付で公設秘書を辞職した。　（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕公設秘書の飲酒運転を受け、記者会見で謝罪する自民党の高野光二郎参院議員＝２５日、高知市