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別事件の押収携帯にも記録=強盗殺人、前日やりとりか―狛江90歳女性死亡・警視庁


 東京都狛江市の民家で住人の大塩衣与さん(90)の遺体が見つかった強盗殺人事件で、都内の別の事件で逮捕された男から押収した携帯電話に、狛江の事件に関するSNSのやりとりのようなものが残されていたことが21日、警視庁への取材で分かった。  同庁調布署捜査本部などは広域に活動する強盗グループが背後にいる可能性があるとみて、狛江の事件との関連を調べる。  同庁暴力団対策課は21日、東京都中野区で先月5日、40代の男性宅に6人が押し入り、殴るなどして現金約3000万円を奪った事件を巡り、強盗傷害容疑で職業不詳永田陸人容疑者(21)=金沢市末町=を逮捕。乗っていたレンタカーにあった携帯電話を調べたところ、狛江の強盗殺人事件の前日のSNSのやりとりに、「狛江市」の地名や時間など事件に絡むとみられる記述があった。同容疑者は「スマホは自分のものではない」と供述している。  捜査関係者によると、狛江の事件を巡っては、千葉県大網白里市で12日に起きた強盗傷害事件で逮捕された自衛官の男(23)の携帯電話からも、大塩さん宅の住所と「強盗に入る」という趣旨の記載が見つかっている。  大塩さんは19日午後5時20分ごろ、自宅地下1階の廊下で頭から血を流した状態で発見され、その場で死亡が確認された。家の中は広範囲に物色され、複数の人物の足跡や指紋が検出された。  大塩さん宅に警察官が駆け付けた際、玄関は施錠されておらず、捜査本部は容疑者らがインターホンを鳴らして大塩さんを呼び出し、玄関から侵入したとみて調べる。  大塩さんの死亡推定時刻は19日正午ごろで、同日午前10時半ごろ、自宅前を歩く姿が目撃されていることなどから、昼食前に襲われた可能性が高いという。  関東地方では昨年12月から今年1月にかけて、主に3人組の男が被害者を縛るなど手口の似た強盗や窃盗事件が相次ぎ発生しており、捜査本部は関連を調べる。 (了)【時事通信社】
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