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独、戦車供与踏み出せず=ウクライナ支援加速で一致―米欧など


 【ベルリン時事】ドイツ南西部ラムシュタイン米空軍基地で20日行われたウクライナの軍事支援を協議する国際会議は、ロシア軍の攻勢に備えてウクライナ軍強化に向けた支援を加速させることで一致した。焦点だったドイツ製主力戦車「レオパルト2」の供与は、独政府が踏み出せず、継続協議となった。  ピストリウス独国防相は20日、レオパルト供与について「まだ結論は出ていない」と述べ、協議を続ける考えを明らかにした。一方、決定すれば速やかに供与できるよう国内で管理している戦車の状態を精査するよう指示したと説明した。  また、ポーランドなど自軍が保有するレオパルトの供与を申し出ている国が準備を進めることは問題ないとの立場を示した。AFP通信によると、ポーランドのブワシュチャク国防相は、15カ国がレオパルト供与の実現に向けた連携について協議したと述べた。  ウクライナのゼレンスキー大統領は20日夜の声明で、支援の拡大に感謝を示しつつ、「戦車について決断する他に選択肢がないことは、日に日に明白になっている」と述べ、早期の決断を改めて求めた。  会議を主催したオースティン米国防長官は、「戦地の要求にかなった支援が行われる。引き続き結束し、勢いを増していく」と成果を強調した。会議には50カ国超の国防相や安全保障政策担当者が参加した。  会議に先立ち、米国がストライカー装甲車90台を含む最大25億ドル(約3200億円)の提供を決定した。他にも、英国から主力戦車「チャレンジャー2」、オランダから地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」など、各国が相次いで追加供給を打ち出した。 【時事通信社】 〔写真説明〕20日、ドイツ南西部ラムシュタイン米空軍基地で、記者団に対応するピストリウス独国防相(EPA時事)
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