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「やっと」「とんでもない」=5類移行、歓迎と不安―マスク見直しも賛否・新型コロナ


 政府は20日、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを「2類相当」から「5類」に引き下げ、マスクの着用についても見直す方針を示した。若者や高齢者からは「やっとか」「とんでもない」などと歓迎と不安の入り交じった声が聞かれた。  自宅外で仕事をするためのコワーキングスペース「co―ba IKEBUKURO」(東京・池袋)では、数人がパソコンに向かってリモートワークをしていた。さいたま市の会社役員の男性(37)は「やっとかと思った。マスクをしなくてよくなると思うとうれしい」と笑顔を見せた。豊島区の40代の男性会社員も「商談やコミュニケーションの際に感情が読み取りにくいので、(マスクを取れば)不便さがなくなる」と話した。  高齢者が多く集まる東京・巣鴨の商店街。買い物に来ていた北区の近間威さん(78)は「引き下げはとんでもない。これからウイルスが強くなるかもしれないのに、マスクを外していいとか(医療費が)個人負担になるのは本当に困る」と不安を隠せない様子だった。一方、練馬区の富重正蔵さん(77)は「時期は早いと思うが、経済を回すには仕方ないのでは」と理解を示した。  小さい子どもを持つ若い世代からもさまざまな声が聞かれた。大阪市東住吉区の公園に3歳の長女と遊びに来た主婦(39)は「生活の自由度が上がるのは良い」と政府の方針を評価しつつ、「マスクの着用緩和で感染するリスクが高まるのでは」と不安を口にした。  同区の小学校近くで子どもの見守りパトロールをしていた自営業川上慶さん(40)は「子どもたちはマスク着用が当たり前になっている。5類になっても生活に変化はないのではないか」と語った。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕コワーキングスペースに設置された消毒液=20日午後、東京都豊島区 〔写真説明〕コワーキングスペースに掲示されたマスク着用を促す張り紙=20日午後、東京都豊島区
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