starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

ストーカー被害、県警に4回相談=逮捕の男、執拗に襲撃―福岡・博多女性刺殺


 福岡市博多区のJR博多駅前近くの路上で、会社員川野美樹さん=当時(38)=が殺害された事件で、飲食店従業員寺内進容疑者(31)=殺人容疑で逮捕=からのストーカー被害を、川野さんが昨年10月以降、福岡県警に4回相談していたことが19日までに、県警への取材で分かった。昨年11月にはストーカー規制法に基づく禁止命令が出ていたが、その後も被害が続いていたとみられる。  川野さんには十数カ所の刺し傷があり、県警博多署捜査本部は寺内容疑者が執拗(しつよう)に切り付けた動機などを調べている。   県警によると、川野さんが昨年10月21日、最初に相談を寄せた際は「携帯電話を取られたので、取り返したい」という内容だった。当時、交際していた寺内容疑者と別れたいとの意志があり、県警は「別れ話をする際は第三者を入れる」といった防犯指導を行った。  その後、「携帯電話は返してもらった。別れを告げたが、相手が納得しない」と相談があり、県警は寺内容疑者に警告を出した。11月に入り、「職場に来たので何とかしてほしい」「勤務先に電話がかかってきた」と2度相談があり、同26日、ストーカー規制法に基づく禁止命令を出した。  12月9日には、寺内容疑者とみられる人物が「(川野さんから携帯に)絵文字が送られてきた」と県警に連絡。しかし、川野さんが送っていないことが確認されたため、川野さん宅をパトロールするなど警戒していた。県警が川野さんに連絡を取ったのは、今月6日が最後。この時、異常はなかったという。  二人は以前、同じ系列の飲食店で働いていて知り合ったとみられ、最初に相談があった昨年10月の半年ほど前から交際していた。県警は今後、ストーカーの対応策を改めるよう検討するという。(了)【時事通信社】
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.