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北朝鮮無人機で韓国軍に批判=尹錫悦大統領、強硬姿勢アピール


 【ソウル時事】昨年末に韓国に飛来した北朝鮮の無人機に関し、撃墜できず大統領府近くへの侵入を許した韓国軍に批判が強まっている。失態を打ち消そうと、尹錫悦大統領は北朝鮮への強硬姿勢をエスカレートさせている。  無人機が飛来したのは昨年12月26日。ソウル近郊の江華島付近に4機、ソウル北部に1機が飛来したが、韓国軍は撃ち落とせず、「国民に心配をかけた」と謝罪した。さらに、野党議員が大統領府付近に飛来した可能性を指摘したのに対し、韓国軍は当初、「根拠のない話」と一蹴。しかし、今月5日になって一転、「大統領府上空に設定された飛行禁止区域の北端を通っていた」と認めた。  情報機関の国家情報院は5日、国会で「大統領府を撮影した可能性も排除できない」と懸念を表明。北朝鮮が自爆型の攻撃用無人機も保有しているとの見方を示し、危機感をあらわにした。  最大野党「共に民主党」の李在明代表は6日、「無能な自軍は敵軍より恐ろしい。警戒、作戦の失敗、衝撃的な安保惨事をうそでごまかそうとした軍首脳部に応分の責任を問うべきだ」と攻勢を強めた。  尹大統領は4日、軍にドローン部隊の創設や探知されにくい小型ドローンの大量生産などを指示。大統領府関係者は5日、軍が飛行禁止区域への飛来を認めたのは、4日に尹氏が公表を指示したためだと説明し、批判が尹氏に飛び火しないよう躍起になっている。  尹氏は境界線付近での敵対行為禁止などを明記した2018年の南北軍事合意に関し「北朝鮮が再び侵犯したら効力停止を検討せよ」とも指示。北朝鮮が嫌う境界線付近での拡声器放送やビラ散布を再開する可能性も取り沙汰されている。 【時事通信社】 〔写真説明〕韓国の尹錫悦大統領=2日、ソウル(EPA時事)
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