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高額「ポケカ」狙ったか=相次ぐ窃盗、数千万円被害―市場拡大で中古価格高騰・警視庁


 人気トレーディングカード「ポケモンカード」などを扱う専門店のカードを狙った空き巣被害が東京都内で相次いでいる。カードゲーム市場の規模拡大を背景に、中古価格は高騰。昨夏以降、被害は総額数千万円相当に上るとみられ、警視庁は転売目的の可能性もあるとみて捜査している。  捜査関係者によると、東京・秋葉原では昨年11~12月、複数のカード店でポケモンカードなどが盗まれる被害があった。町田市の店でも12月上旬、カード60枚、計約850万円相当の窃盗事件が発生。いずれも営業時間外の深夜に店舗に侵入し、ショーケースを割るなどしてカードを盗む手口が共通している。昨夏ごろから少なくとも5件が確認されており、捜査幹部は「(これほど連続した被害は過去に)聞いたことがない」と話す。  転売目的でカードをだまし取るケースもある。他人名義のクレジットカード情報でポケモンカード約1000枚を詐取したとして札幌市の無職の男(25)が昨年12月14日に警視庁に逮捕された事件では、詐取されたカードは同市内の中古カード店で換金されたとみられている。  一般社団法人「日本玩具協会」によると、2021年度のカードゲームの市場規模は約1782億円。4年連続で拡大しており、同年度は玩具市場全体の2割を占めた。珍しい「レアカード」は数百万円の高値で取引されることもあるほか、中古価格が1日で1.5倍に変動することもある。「訪日外国人が買い求めるなど海外需要も高まってきた」(秋葉原のカード店員)という。  ある捜査関係者は「高額で取引されるため狙われやすくなっている」と語る。盗難品の行方について、別の捜査関係者は「(識別する)固有の番号があるわけではなく、海外にも流れる可能性があるため特定は難しい」と話した。 (了) 【時事通信社】
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