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襲撃時の服着替える=事件関与、隠す意図か―飯能3人殺害・埼玉県警


 埼玉県飯能市美杉台の民家で親子3人が殺害された事件で、無職斎藤淳容疑者(40)=殺人容疑で送検=が襲撃後、自宅に戻って服を着替えていたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。県警は事件への関与を隠す意図があったとみて、自宅から押収した衣類を詳しく調べている。  斎藤容疑者は25日朝、自宅から約60メートル離れた家に住む米国籍の無職ビショップ・ウィリアム・ロス・ジュニアさん(69)夫婦と長女を襲撃。頸部(けいぶ)損傷などで殺害したとされる。  捜査関係者によると、斎藤容疑者は当時、黒い服を着ていたが、自宅に戻った後、別の色の服装に着替えていた。返り血を浴びた可能性があるほか、県警が「黒っぽい服装、黒色マスク」とツイッターに特徴を投稿し注意喚起していたことから、着替えて発覚を免れようとしたとみられる。  また、夫婦宅の車などを傷つけたとして、斎藤容疑者が今年1月に逮捕された際、ビショップさんらが「心当たりがない」と話していたことも分かった。  捜査関係者によると、夫婦宅では昨年8~12月、車や門扉が傷つけられる事件が起きた。ビショップさんらは6回、被害届を提出していた。  県警は昨年12月に斎藤容疑者宅を家宅捜索したが立件できず、捜査員が現場で張り込みを開始。今年1月、夫婦宅に石を投げ付けるのを確認したため器物損壊容疑で現行犯逮捕した。その後、再逮捕して調べたが、いずれも不起訴となった。  ビショップさんらは県警に対し、狙われた理由について心当たりがないと説明。斎藤容疑者が逮捕された際、近隣住民との認識はなく、名前も知らなかったという。  斎藤容疑者が投石などを始めたきっかけは判明していない。県警は夫婦らとの深い面識はなかったとみて、接点の有無などを調べている。 (了)【時事通信社】
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