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被災者ら「軽んじられている」=就任4カ月半で復興相更迭、落胆と憤り


 秋葉賢也復興相が27日、就任からわずか4カ月半で事実上更迭された。復興相が短期間で次々交代することに、秋葉氏の地盤である仙台市を含む東日本大震災の被災地からは「復興が遠ざかる」「軽んじられているのでは」などと落胆や憤りの声が相次いだ。  仙台市若林区の無職男性(81)は「地元選出なので期待していたが残念」としつつ、「本人にとっても内閣にとっても辞任した方がいいだろう」と冷静に話した。同市泉区の無職女性(73)は「信頼して応援していたが、今後は分からない。国会の予算委員会でも疑惑についてしっかりと説明しているようには見えなかった」と秋葉氏の姿勢を疑問視した。  震災で津波に遭い、自宅が壊れたままという宮城県石巻市の佐藤悦一郎さん(78)は「11年以上たっても復興していない地域がある。就任からまだ4カ月で、これから被災地のために働いてもらうところだったのに」とがっかりした様子。「次々に大臣が代われば復興が遠ざかる。まだ苦しんでいる被災者を救済してほしい」と訴えた。  福島県双葉町から避難した同県いわき市の国分信一さん(72)は「東北出身の復興相ということで期待も大きかった」と残念がる。後任の渡辺博道元復興相には「地域の声を反映するのが国会議員の仕事。『聞く力』を発揮してほしい」と期待した。  同県葛尾村の特定復興再生拠点区域に自宅がある半沢富二雄さん(69)は「(復興相が)すぐ代わるので、軽んじられているのではないかと感じてしまう。長く続けて迅速に政策を進めてもらいたい」と注文を付けた。 (了)【時事通信社】
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