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親が脅し宗教強制は「虐待」=児相向け対応指針作成―厚労省


 信者の子として生まれた「宗教2世」について、厚生労働省が児童相談所向けに、虐待の相談を受けた場合の留意点をまとめた指針を作成したことが26日、分かった。教義を理由に脅して宗教活動を強制したり、結婚や進学などを妨げたりする行為は児童虐待に当たると明示し、近く全国の児相などに通知する。  指針はQ&A形式で、宗教2世に聞き取り調査をした上で作成した。「地獄に落ちる」といった言葉を使い、子どもを脅して宗教活動への参加を強制することは虐待に当たると指摘した。  高額献金によって生活費がなくなり、子供に適切な食事を提供しなかったり、同じ宗教を信じていない友人との交流を制限したりすることも虐待に該当するとした。  児相に対しては、こうした信仰を理由とした虐待にも、ちゅうちょすることなく一時保護をするなど、迅速な対応を取るよう求めた。   宗教2世を巡っては、教義を理由に親から暴力を振るわれたり、学校の授業を受けられなかったりしても、「信教の自由」への配慮を背景に児相が介入に苦慮するケースがあるとされる。同省は10月、親の信仰が理由でも、虐待の恐れがある場合は、消極的な対応を取らないよう通知していた。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕厚生労働省=東京都千代田区
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