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侵攻終結「早いほど良い」=徹底抗戦のウクライナ揺さぶり―プーチン氏


 ロシアのプーチン大統領は22日、越年する見通しのウクライナ侵攻について「目標は戦争を終わらせることで、それを今もこれからも目指す。(終結は)早ければ早いほど良い」と述べ、停戦の可能性に言及した。ただ、ウクライナが停戦交渉を拒否しているとも主張。発言は、米国などの支援を受けて徹底抗戦の構えを見せるウクライナのゼレンスキー大統領を揺さぶるのが狙いとみられる。  モスクワで会合出席後、ロシア記者団に語った。有力紙ベドモスチによると、22日はプーチン氏が関係する国内行事の「仕事納め」。メディアに話す機会は、今年最後の可能性がある。  プーチン氏は「あらゆる武力紛争は、何らかの外交交渉によって終わる」と強調。その上で今回の侵攻を巡り「われわれは(交渉を)拒否したことはない。(拒否したのは)ウクライナ指導部で、自ら交渉を禁じた」と指摘し、ゼレンスキー政権を批判した。  侵攻に踏み切った今年の内政・外交の総括を求められると「理想的な状況というのは、計画や書類の上だけのものだ。ロシアは胸を張ってこの年を過ごした」と発言。「現状が将来の計画実現を邪魔する懸念は、少しも抱いていない」と自信を示した。  ただ、今年3月を軸に調整していた「年次教書演説」は2月に始まった侵攻で延期の末、年内の実施を断念した。プーチン氏は「事態の激変」で日程調整が困難だったと弁明。「来年初頭に、もちろん行う」と約束した。  ロシア産原油に上限価格を設けた西側諸国の追加制裁に関しては、26日か27日に大統領令で対抗策を打ち出すことも明らかにした。  ペスコフ大統領報道官は22日、延期された年末恒例の大規模記者会見の代わりにプーチン氏がロシア記者団に語ったわけではないと説明した。 【時事通信社】 〔写真説明〕22日、モスクワで記者団に話すロシアのプーチン大統領(AFP時事)
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