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赤木さん妻の請求棄却=佐川氏に賠償認めず―森友文書改ざん・大阪地裁


 学校法人森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、近畿財務局職員赤木俊夫さん=当時(54)=が自殺したのは同省理財局長だった佐川宣寿元国税庁長官の改ざん指示が原因だとして、妻雅子さん(51)が1650万円の損害賠償を佐川氏に求めた訴訟の判決が25日、大阪地裁であった。中尾彰裁判長は請求を棄却した。   国家公務員の職務中の不法行為について、佐川氏個人が賠償責任を負うかが争点だった。  原告側は、改ざんを強要された赤木さんが強い心理的負荷を受けていたと主張。改ざん指示は「特別に悪質な行為」で、例外的に個人責任が認められると訴えていた。佐川氏側は、個人ではなく国が賠償責任を負うとした最高裁判例に基づき、請求棄却を求めていた。  訴訟では、赤木さんが改ざんの経緯などを詳細に記した文書「赤木ファイル」が開示され、指示に抵抗していたことが判明。原告側は佐川氏らの尋問を申請したが、地裁が認めなかった。  佐川氏とともに提訴された国は昨年12月、当初の主張を一転させて請求を認める「認諾」を行い、訴訟は終結した。  雅子さんは、国に改ざん関連の文書開示を求める訴訟も起こしている。(了)【時事通信社】
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