ウクライナ専門家、ポーランド入り＝ミサイル着弾で調査

　ウクライナのクレバ外相は１７日、ポーランド東部へのミサイル着弾を巡り、ツイッターで「わが国の複数の専門家が既にポーランド入りしている」と明らかにした。着弾したのはウクライナ軍の迎撃ミサイルだったとの見方が強まる中、ウクライナ側は自国の専門家を現地調査に参加させるよう求めていた。 　ウクライナは着弾当時、「ロシアの攻撃」と断じたが、ＡＦＰ通信などによると、ウクライナのゼレンスキー大統領はシンガポールで開かれたイベントにオンラインで参加し、「正確なことは分からない」とロシア批判の声を弱めた。クレバ氏はウクライナの専門家チームについて「ポーランド捜査当局と協力し、速やかに現場入りできると考えている」と述べた。　【時事通信社】 〔写真説明〕１７日、ポーランド東部プシェボドフのミサイル着弾現場を視察するドゥダ大統領（手前から２人目）＝ポーランド大統領府提供（ＥＰＡ時事）