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ASEAN舞台に積極外交=ウクライナ外相、支援訴え


 【プノンペン時事】カンボジアのプノンペンで開かれている東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の一連の首脳会議にウクライナのクレバ外相が参加し、支援を訴えている。クレバ氏は12日、記者会見で「ASEAN各国との関係は、外交の優先事項の一つ」と強調。「あらゆる機会を利用して関係を深めたい」と力を込めた。  クレバ氏は10日、東南アジアにおける平和と友好、協力の促進を目的とする東南アジア友好協力条約に調印した。ASEAN全加盟国の同意を受けての条約加入で「ウクライナを支援するというASEANの政治的メッセージと受け止めている」と謝意を表明した。  ウクライナ政府筋によると、クレバ氏は会議に不参加だったミャンマーとマレーシアの両国外相を除くすべてのASEAN各国外相、ASEANのリム・ジョクホイ事務局長と会談。ASEAN対話国の外相とも積極的に会い、ウクライナの立場を説明した。  ASEANはロシアのウクライナ侵攻後、即時停戦や対話を呼び掛ける声明を出している。一方で、国連総会で10月に行われた対ロシア非難決議案の採決では、加盟国のタイとベトナム、ラオスが棄権した。タイ政府は「平和解決のための外交を過小評価している」と棄権の理由を説明したが、ロシアに配慮したとみられる。  ウクライナのゼレンスキー大統領は首脳会議にビデオメッセージを寄せる意向を示していたが、実現しなかった。ウクライナ政府筋は「実施にはASEANの全会一致が必要となる」と一部加盟国の賛同を得られなかったことを明かし、「失望している」と語った。 【時事通信社】 〔写真説明〕12日、プノンペンで記者会見するウクライナのクレバ外相
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