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北朝鮮、対話拒否変わらず=次の米大統領選に注目か―中間選挙


 【ソウル時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記はバイデン米政権との対話を拒否しており、中間選挙後も同様の姿勢を維持する構えだ。北朝鮮は、2024年の米大統領選でトランプ前大統領が政権に復帰するシナリオもにらみつつ、核・ミサイル開発を続けるとみられる。  バイデン政権は、北朝鮮の7回目の核実験を警戒し、空母を派遣したり、米韓両軍の共同訓練を実施したりして圧力を強化してきた。これに対し北朝鮮は「敵と対話する内容もなく必要性も感じない」(正恩氏)として軍事挑発を繰り返し、9日も中間選挙の開票に合わせた形で弾道ミサイルを発射した。  礒崎敦仁・慶応大教授(北朝鮮政治)は中間選挙を巡り、「北朝鮮から公式な反応は出てきていないが、米国の動向を注視しているのは間違いない」とみる。ただ、「選挙結果によってバイデン政権が対北朝鮮政策を大幅に変更する見込みはなく、北朝鮮側も変わりようがない」と分析した。  北朝鮮は昨年、国防の5カ年計画を決定した。初の米朝首脳会談の相手だったトランプ氏の再選を見据え、正恩氏が実戦使用可能な核戦力の構築にまい進しているとの見方が根強い。  礒崎氏は、「対米抑止力の強化は体制の長期化に資するのみならず、将来米国と交渉が再開された場合に有利になると考えている」と正恩氏の思惑を読み解く。韓国の専門家も、核保有国としての立場を既成事実化し、将来の核軍縮交渉を狙っていると推定した。 【時事通信社】
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