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ロシア軍、東部攻勢も難航か=イランが核協力要請の報道も―米英分析


 【タリン時事】米シンクタンクの戦争研究所は4日、ロシア軍がウクライナ東部ドネツク州に戦力を集中しているものの、訓練や装備品の不足が深刻化しており、「戦局や戦争の行方を左右する重要な戦果は挙げられない」との分析を公表した。一方、米CNNテレビは、ドローンなどの兵器提供を通じてロシアと協力関係を強めるイランが、ロシアに核開発への協力を要請していると報じた。  同研究所によると、ウクライナ軍報道担当者は、ロシア軍が東部ドンバス地方の「解放」を宣言するため、ドネツク州のバフムトとアウディイウカの占領を目指して新規動員兵を集中的に投入していると指摘。ウクライナ軍のザルジニー総司令官も、ロシア軍が一部の前線で連日80回に上る攻撃を行うなど、これまでの3倍に攻勢を強めていると明かした。  ただ、動員兵に配給する装備品や訓練の不足は否めない。英国防省は5日付の戦況報告で、ロシア軍は施設や教官が足りないため、新兵訓練を隣国ベラルーシで行っていると分析。新兵はまったく訓練を受けないか、最低限の訓練だけで前線に送り出されていると説明した。  同省は4日付の報告で、ロシア軍が最前線の兵士の逃亡を防ぐための「督戦隊」を配置し始めたとみられると伝えていた。訓練や弾薬不足で士気が低下していることが背景にあるようだ。  一方、CNNによると、イランは核物質供給や核燃料製造でロシアに支援を求めたとみられる。ロシアが応じたかは不明だが、実現すればイランの核兵器開発が大きく前進する恐れがある。 【時事通信社】 〔写真説明〕4日、ロシア南部ロストフ州で、オフロード車両を受け取る式典に臨むウクライナ東部ドネツク、ルガンスク両州の親ロ派戦闘員(ロイター時事)
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