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対ロシア関係「長い冬に」=「プーチン後」も慎重対応―フィンランド国防相


 【ヘルシンキ時事】フィンランドのカイッコネン国防相は2日、ウクライナ侵攻により「ロシアと西側諸国の関係は長い冬に入った」と述べ、侵攻が終わった後も対ロ関係は容易に改善しないとの認識を示した。首都ヘルシンキで時事通信の単独インタビューに応じた。  カイッコネン氏は現在の国際情勢について「『第2の冷戦』と呼べる段階の目前まで来ている。残念だが、それが現実だ」と指摘。ロシアとウクライナのいずれも停戦・和平交渉に応じる用意がないとして、「交渉にたどり着くまでに長い時間がかかるだろう」と語った。  ウクライナ侵攻を「プーチンの戦争」とする見方に関しては「大統領のプーチン氏に責任があるのは当然だが、プーチン氏だけ(の戦争)なのか明確な答えを持っていない」と表明。「ロシアの政権幹部や国民の間にも戦争を支持する声は多い」と述べ、「プーチン後」のロシアにも慎重な対応を要すると訴えた。  フィンランドは約1300キロにわたってロシアと国境を接している。カイッコネン氏はこうした状況を踏まえ、防衛力の強化や、合同演習などを通じた北大西洋条約機構(NATO)との連携の重要性も強調した。来年の国防予算には過去最高額となる61億ユーロ(約8900億円)を要求。その後も国防支出をNATO基準の国内総生産(GDP)比2%以上に維持する方針を示した。 【時事通信社】 〔写真説明〕時事通信のインタビューに応じるフィンランドのカイッコネン国防相=2日、ヘルシンキ
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