starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

かっぱ寿司社長に逮捕状=ライバル社の営業秘密取得容疑―警視庁


 転職前に在籍していたライバル企業の営業秘密に当たる情報を不正に取得した疑いが強まったとして、警視庁が不正競争防止法違反容疑で、回転ずしチェーン「かっぱ寿司」の運営会社カッパ・クリエイト(横浜市)の田辺公己社長(46)の逮捕状を取ったことが30日、捜査関係者への取材で分かった。  同庁はカッパ社幹部と元部下を含む3人を近く逮捕する方針。両罰規定を適用し、法人としてのカッパ社も書類送検する。  捜査関係者によると、田辺社長は2020年、元部下に働き掛けるなどして、かつて自身が役員として在籍していた同業大手「はま寿司」(東京都港区)の情報を複数回にわたり不正に取得するなどした疑いが持たれている。   情報には、はま寿司が公開していないデータなどが多数含まれるなどしており、同法が規定する営業秘密に当たるとみているという。  カッパ社は30日、「現在事実確認を行っている。公表すべき内容が発生した場合には速やかに開示する」とコメントを出した。  田辺社長は、傘下にはま寿司などを抱える外食大手ゼンショーホールディングス(港区)で20年超勤めた後、20年11月にカッパ社に転職。顧問や副社長を経て、21年2月に社長に就任した。  はま寿司側は21年、内部監査で情報漏えいを把握し、その後、警視庁に刑事告訴した。同庁は複数回にわたりカッパ社などを家宅捜索するとともに、田辺社長から事情を聴いていた。  カッパ社は同年7月、はま寿司の情報について、「(田辺社長が)個人的に送付を受けていた」と発表し、組織的な関与を否定。その上で、「ご迷惑とご心配を掛けたことを深くおわびする」とコメントを出した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕警視庁本部=東京都千代田区
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.