移民船沈没で89人死亡=シリア沖、レバノンを出航

 【カイロ時事】シリア西部タルトス沖の地中海で22日、移民らを乗せてレバノンを出航した船が沈没した。国営シリア・アラブ通信は24日、同国の港湾責任者の話として、89人が死亡したと報じた。子供を含む約120~150人が乗船していたという情報があり、死者が増える可能性がある。  報道によれば、船は20日、レバノン北部トリポリから約170キロ離れたキプロスを目指して出航した。船は木製の小型船だったとされ、乗船者の多くがレバノン人とシリア人で、パレスチナ人も含まれていたという。  経済危機が続くレバノンでは、生活苦から抜け出すために命を懸けた密航が後を絶たない。今回の事故で子供3人とその父親を亡くした遺族はAFP通信に対し、「(父親は)ただ子供を学校に通わせ、食事をさせたかっただけだ」と嘆いた。 【時事通信社】 〔写真説明〕23日、レバノンの対シリア国境付近で、船が沈没した海域を見詰める人々(AFP時事)

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