今冬の東・西日本、気温低めか＝日本海側は大雪の可能性―気象庁

　気象庁は２０日、３カ月予報と、冬（１２月～来年２月）の天候見通しを発表した。冬は寒気の影響を受けやすい東・西日本で、平均気温は平年並みか低くなり、日本海側は降雪量も平年並みか多い見込み。同庁は大雪となる可能性もあるとして注意を呼び掛けた。 　一方、１０月は全国的に暖かい空気に覆われやすく、気温は高めに。東・西日本太平洋側と沖縄・奄美の降水量は平年並みか多い見通しで、大雨に注意が必要。１１月は平均気温、降水量とも全国的に平年並みの見込みだ。 　【１０月】全国的に天気は数日周期で変わる。東・西日本太平洋側と沖縄・奄美は気圧の谷などの影響で平年より曇りや雨の日が多い。 　【１１月】北日本（北海道と東北）から西日本の太平洋側では平年と同様に晴れの日が多い一方、北日本から西日本の日本海側と沖縄・奄美は晴れの日が少ない。 　【１２月】冬型の気圧配置になりやすく、東・西日本の日本海側は平年よりも曇りや雨、雪の日が多い。太平洋側では晴れの日が多くなる。　（了）【時事通信社】