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「チャールズ時代」が本格始動=新国王に重責、見守る国民―英女王死去


 【ロンドン時事】エリザベス英女王の国葬が19日大々的に執り行われ、ひつぎの埋葬を終えた。これにより、70年の長きに及んだ英国の「エリザベス時代」は完全に幕を閉じ、今後は後を継いだチャールズ国王による治世が本格的に始まる。国民は女王の死を悼みつつ、新国王や次世代の王族たちと共に新たな時代へと歩を進める。  世界中の注目を集めたロンドンでの国葬は、外国要人が多数参列し、数十万人とされる市民が詰め掛ける一大イベントとなった。バッキンガム宮殿周辺などには、葬列を一目見ようと早朝から市民が集結。長い待ち時間に耐え、涙をぬぐいながらひつぎを見送る人々の姿は、強い義務感を持って公務に尽くし、国民をまとめ上げてきた女王の存在の大きさを改めて知らしめた。  女王の治世しか知らない国民がほとんどという中、王位を受け継いだチャールズ国王の肩には重責がのしかかる。王族のスキャンダルが相次ぎ批判を受ける中、王室が健在であり続けたのは、国民に愛され慕われた女王がいたからこそとも言われる。対外的にも、女王のソフトパワーという「遺産」を生かして国際社会で存在感を放つ国であり続けられるか、期待は重い。  ロンドン在住のアンドルー・ロスさん(63)は「チャールズ国王が(偉大な君主だった)女王の後を担うのは確かに難しい」と話しながらも、「(女王死去後の)過去10日間の彼の振る舞いは見事だ。良い国王になると思う」と期待を込めた。南部ノーサンプトンシャー州から駆け付けたスティーブ・ライトさんも「国王には困難が待ち受けているだろうが、頑張ってほしい」と声援を送った。 【時事通信社】 〔写真説明〕19日、エリザベス英女王の国葬に参列したチャールズ国王(AFP時事)
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