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「生理食塩水打った」=医師、ワクチンと偽り注射か―警視庁


 新型コロナウイルスワクチンを打ったと装って接種委託料がだまし取られた事件で、詐欺などの疑いで逮捕された東京都北区の「王子北口内科クリニック」院長船木威徳容疑者(51)が「接種希望者に生理食塩水を打ったこともある」と供述していることが14日、捜査関係者への取材で分かった。  船木容疑者はワクチンに否定的な考えを持っていたとみられ、警視庁捜査2課は慎重に供述の裏付けを進める。これまでに健康被害は確認されていないという。   北区によると、区保健所は1月、同クリニックで接種を受けた区民数人から「抗体値が上がっておらず不安だ」などと相談を受けた。船木容疑者は区の聞き取りに対し、「適正に接種している」と回答した。  区はクリニックでの接種記録があった区民約60人に抗体検査の案内を送付。検査を受けた十数人のうち、数人は抗体値が低かったことが確認されたため、接種券の再発行を受けて、改めて別の医療機関などで接種した。  船木容疑者は昨年8~12月、札幌市の女性ら家族3人にワクチン接種したとする予診票を偽造し、業務委託料計約1万4000円を詐取したなどとして逮捕された。  ワクチンは住民票がある自治体での接種が原則だが、昨年7月以降、クリニックに接種記録があった約230人の大半が区外の住民だった。捜査関係者によると、同容疑者は「ワクチンは危険だと思っていた。さまざまな人に頼まれ、ワクチンを打ったことにして接種済み証を作った」と話しているという。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕警視庁本部=東京都千代田区
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