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「新時代」に期待感=英国王「開かれた王室」アピール


 【ロンドン時事】エリザベス英女王の死去に伴い即位したチャールズ新国王。皇太子時代、故ダイアナ元妃との離婚や自身の不倫問題などをめぐって世論の強い反発を受け、君主として受け入れられるか不安視する見方もあったが、新国王を迎えた国民の間には「新時代の始まり」へ期待感も広がる。国王も自ら積極的に市民と対話し、「開かれた王室」をアピールしている。  9日、即位後初めてバッキンガム宮殿に到着した国王は、車から降りるとすぐに詰め掛けた人々に歩み寄り、手を差し出して握手を始めた。祝福の掛け声に丁寧に応え、手やほほにキスされる「ハプニング」にも動じず交流を継続。群衆からは「ゴッド・セーブ・ザ・キング(国王万歳)!」と歓声が上がった。国王は12日に女王の葬列参加のためエディンバラを訪れた際も、沿道の住民と長い時間をかけて握手して回った。  こうした国王の姿勢に、国民からは前向きな評価が聞かれる。年金生活者のシャロンさん(72)は「彼は母親に倣えば良い国王になる。王室を近代化するかもしれず、それは国にとって良いこと」と期待。会社経営のクリスさん(54)は「一つの時代の終わりは新時代の始まりでもある」とした上で、「皇太子時代と同様に環境問題で活躍してほしい」と話した。  ただ、70年もの間国民に仕えてきた女王の存在はあまりに大きく、「誰も取って代わることはできない」との声も。「良い君主になるには国民の信頼を勝ち取る必要がある。誰もが自動的に偉大になれるわけでなく、(国民に奉仕する)姿勢を示さなくてはならない」(43歳会社員)と注文する意見があった。 【時事通信社】 〔写真説明〕12日、英エディンバラでスコットランド議会に出席するチャールズ新国王(AFP時事)
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