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タリバン、女子校再開認めず=管理者ら逮捕、生徒はデモ―アフガニスタン


 【ニューデリー時事】アフガニスタンの一部地域で女子の中等教育学校が独自判断で授業を再開したが、イスラム主義組織タリバン暫定政権によって、約1週間後に再び閉鎖を余儀なくされた。女子が中等教育から閉め出されておよそ1年。再開を求める声が日増しに強まる中、タリバンは押さえ込みに躍起となっている。  地元メディアによると、東部パクティア州で今月上旬、五つの女子中等教育学校が再開した。生徒や住民の要望を受けて学校が独自に決定したものだが、極端なイスラム法解釈に基づき女子が中等教育課程で学ぶことを認めないタリバンは反発。閉鎖を命じ、学校の管理者を逮捕した。  「なぜ私たちを自宅に帰すのか」。現地からの映像では、2度目の閉鎖に涙を流す女子生徒もいた。数十人の女子生徒は閉鎖に抗議し、学校再開を求め制服姿で街中をデモ行進。地元住民やジャーナリスト団体によると、タリバンはデモに参加した生徒の親族や、デモを取材した複数の記者も逮捕した。  こうした動きに対し、民主政権で大統領を務めたカルザイ氏はツイッターに「学校再開を求めるパクティアの女子生徒の声は、全ての少女の声であり国の要求だ」と投稿。女子校を再開するようタリバンに求めた。  民放トロTVによれば、タリバンのムニール教育相は11日、女子校閉鎖は保護者の意向に沿った措置だと正当化。より良い環境が整えば再開すると説明した。だが、タリバン側に再開に向けた具体的な動きは見られない。 【時事通信社】 〔写真説明〕学校に向かうアフガニスタンの女子生徒ら=9月8日、東部パクティア州(AFP時事) 〔写真説明〕アフガニスタンのカルザイ元大統領=2月13日、カブール(EPA時事)
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