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新アイフォーン、円安で高額化=日本で販売維持なるか


 【シリコンバレー時事】米アップルが7日、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の最新「14」シリーズ4機種を披露した。標準モデル「14」(画面サイズ6.1インチ)の日本での価格は、昨年発表した「13」の当初価格に比べ2万1000円の上昇。米国価格は据え置きで、急激な円安・ドル高が背景とみられる。「アイフォーンびいき」で知られる日本の売り上げを維持できるか注目される。  4機種のうち、標準モデルは11万9800円から。小型で安価な「ミニ」の投入を見送る一方、一回り大きい「プラス」(画面サイズ6.7インチ、13万4800円から)をラインアップに加えた。高画質映像を撮影できる最上位の「プロ」と「プロマックス」はさらに高額だ。  「14」は、暗い場所で撮影した際の画質が改善。ビデオ再生時間は最大20時間と、「13」より1時間延びた。電波が届かない場所でも衛星通信を使って救助要請できる機能は北米のみでの提供。米紙ニューヨーク・タイムズは新機種について、以前からの「控えめな更新」と表現した。 【時事通信社】
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