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バイデン氏、戦闘モード=「トランプたたき」強める―米中間選挙


 【ワシントン時事】バイデン米大統領は1日、中間選挙の激戦区となっている東部ペンシルベニア州で演説し、トランプ前大統領やその支持者を「米国の脅威」と指弾した。中間選挙がおよそ2カ月後に迫る中、共和党の「トランプ派」候補は勢いの陰りが指摘されている。バイデン氏は対決姿勢を強め、一気に攻勢をかける構えだ。  バイデン氏は同州フィラデルフィアの独立記念館前で「平等と民主主義が攻撃にさらされている」と訴えた。さらに、トランプ氏が2020年大統領選を「不正」と主張し、結果を覆そうとする支持者らによる連邦議会議事堂襲撃を招いたことを踏まえ「米国に政治的暴力の居場所はない」とも断じた。  共和党はこのところ、上院選での苦戦が伝えられている。州全体を代表する上院議員は幅広い有権者の支持を得る必要があるが、トランプ氏の支持を受けた候補者は主張の偏りや資金力の面で「力不足」が指摘される。同党上院トップのマコネル院内総務も「上院選は候補者の質に左右される」と危機感を示す。  こうした中、バイデン氏は演説で、過激な思想を持つトランプ氏支持者が「共和党の多数派ではない」と強調。トランプ派と距離を置く同党支持層に揺さぶりをかけた。  ただ、有権者に「トランプか反トランプか」の二者択一を迫るバイデン氏の手法は、国民の分断を深める危険もはらむ。共和党下院トップのマッカーシー院内総務は1日、ツイッターで「大統領は自身の政策に同意しないというだけの理由で、同胞を分断し、おとしめ、軽蔑することを選んだ」と批判した。 【時事通信社】 〔写真説明〕1日、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで演説するバイデン米大統領(EPA時事)
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