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電子戦部隊交え日米共同対艦訓練=米軍ハイマース、奄美に展開


 陸上自衛隊は31日、米陸軍と共同の大規模演習「オリエント・シールド22」の一環として、鹿児島県の奄美大島で行った共同対艦戦闘訓練を公開した。米軍の高機動ロケット砲システムHIMARS(ハイマース)が展開し、離島防衛を想定した訓練を日米の電子戦部隊と連携して実施。沖縄・尖閣諸島や台湾周辺で活動を強める中国を念頭に、日米の連携や対処力をアピールした。  訓練は従来の陸海空に宇宙、サイバーなどを組み合わせた「領域横断」での連携向上がテーマで、米陸軍で領域横断作戦を担う「第1マルチ・ドメイン・タスクフォース」の電子戦部隊が初めて来日して参加した。   電子戦は、電波や赤外線などの電磁波を使った通信のかく乱や情報収集を指す。訓練では日米で収集した敵部隊の情報を基に、ハイマースと陸自の12式地対艦誘導弾が分担して目標を攻撃する流れを確認。電子戦部隊は妨害電波からの防護などを担当したという。  訓練後の日米共同会見で、陸自西部方面総監の竹本竜司陸将は「ミサイルなどの火力と電子戦を合わせた効果的な訓練ができた」と評価。在日米陸軍司令官のヴァウル少将は「実際に日本を防衛する場所となる南西諸島での訓練は意義深い」と話した。  訓練は国内各地で9月9日まで行われ、日米で計約2100人が参加する。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕陸上自衛隊奄美駐屯地で行われた日米共同対艦訓練=31日、鹿児島県奄美市 〔写真説明〕陸上自衛隊奄美駐屯地で行われた日米共同対艦訓練=31日、鹿児島県奄美市
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