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「人魚の夢」かなう教室=全国から参加者―愛知


 「おとぎ話の人魚になりたい」。そんな夢がかなう名古屋市の「人魚の学校」が話題を集め、全国から幅広い世代が訪れている。両脚に魚のひれのような色とりどりのテールを着け、人魚のように泳ぐ「マーメイドスイム」は、水中を自由に舞う非日常感が最大の魅力だ。インストラクターの後藤祥子さん(42)は「普段とは違う自分になれる開放感を味わえる」と語る。  人魚の学校は2020年、後藤さんと松永千夏さん(42)がマーメイドスイムの魅力を日本にも広めようと教室を開設。これまでに100人以上の「人魚」がライセンスを取得した。  8月19日に市内のプールで開催された体験会には6~65歳の7人が参加した。まず、両足に1個のフィン(重さ約2キロ)を着用。その上から、うろこのような模様が描かれたテールをはき、水深5メートルほどのプールで泳ぎ方や水中での簡単な技などを学ぶ。  「人魚になって野生のイルカと泳ぎたい」と埼玉県から訪れた保育士の有松仁美さん(40)。この日は潜る際の耳抜きに苦戦したが、水中能力テストや人命救助の試験に合格した。「見た目の優雅さとは違い、体力もスキルも求められるのでもっと練習したい」と意気込んだ。  学童保育で働く渡辺貴美子さん(65)=浜松市=は「この年で恥ずかしさもあるが、ただ泳ぐだけとは違った楽しさがある。若い頃から始めたかった」。子どもたちや友人に自分が泳ぐ動画を見せることも楽しみの一つといい、「今度は友達と一緒に挑戦したい」と笑顔を見せた。  教室では泳ぎが苦手な初心者からスキューバダイビング経験者まで、それぞれのレベルに応じてコースを選択できる。水に入らず撮影のみという人もいるという。  最近では男性の参加者も増えているといい、後藤さんは「体形や年齢、性別を気にせず、とにかく自由に楽しんでもらいたい」と話している。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕「人魚の学校」でインストラクターを務める後藤祥子さん(右)と松永千夏さん=9日、名古屋市名東区 〔写真説明〕「人魚の学校」の体験会でマーメイドスイムを行う参加者ら=19日、名古屋市名東区
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