籠池被告、二審も勝訴=森友小学校の工事費賠償で―大阪高裁

 学校法人森友学園が開校を断念した小学校の建築工事を請け負った藤原工業(大阪府吹田市)が、虚偽の説明で資力を超える契約を結んだとして、学園理事長の籠池泰典被告(69)=補助金詐取事件で一、二審実刑、上告中=らに、未払い工事代金など1億円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が24日、大阪高裁であった。清水響裁判長は、請求を退けた一審大阪地裁判決を支持し、同社の控訴を棄却した。  清水裁判長は、籠池被告が資金調達の方法について同社に虚偽の説明をしたと認定した。ただ、相当額の補助金や寄付金の見込みがあったことから、「(同社への)報酬を支払う意思も能力もなかったとは認められない」と判断した。  控訴審で同社側は「無謀な学校建設計画に巻き込んだ行為そのものが不法行為」とも主張したが、清水裁判長は計画について詳細に説明する義務は籠池被告にはないと述べた。 (了)【時事通信社】

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