台風６号、九州西方を北上＝強風高波に注意―気象庁

　台風６号は１日午前、東シナ海の九州から西へ離れた海上を北上した。午後に朝鮮半島南西部付近に進み、夜までに熱帯低気圧に変わる見込み。気象庁は九州や奄美地方では強風や高波に注意するよう呼び掛けた。長崎県など九州北部は大気の状態が不安定になっており、急な強い雨や突風、落雷にも注意が必要という。 　沖縄県久米島町では１日午前７時２０分までの２４時間雨量が１４６．５ミリとなった。一方、台風５号は午前３時に朝鮮半島と中国大陸の間の黄海で熱帯低気圧に変わった。 　６号は１日午前６時、九州西方の海上を時速３０キロで北へ進んだ。中心気圧は９９８ヘクトパスカル、最大風速１８メートル、最大瞬間風速２５メートル。東側３９０キロ以内と西側２８０キロ以内が風速１５メートル以上の強風域。　（了）【時事通信社】