静岡付近で大雨＝東海道新幹線、運転見合わせ

　茨城県から静岡県にかけての太平洋側では２６日午前、東海沖の熱帯低気圧などの影響で雨が降り、静岡県付近で大雨になった。気象庁は土砂災害や低地の浸水、河川の増水に警戒するよう呼び掛けた。 　浜松市では午前７時５５分すぎまでの１時間に７８．５ミリの非常に激しい雨が降り、この地点の７月の最多記録を更新した。ＪＲ東海道新幹線は浜松―豊橋間を中心に運転を見合わせ、その他の区間でも遅れが生じた。 　２７日にかけては関東北部と甲信で大雨になる恐れがある。暖かく湿った空気が太平洋高気圧の縁を回って流れ込むため、大気の状態が不安定になり、落雷や突風、ひょうにも注意が必要という。 　２７日午前６時までの２４時間予想雨量は多い所で、関東北部１００ミリ、甲信８０ミリ。その後、関東北部と甲信では２８日午前６時までの同雨量が５０～１００ミリ。　（了）【時事通信社】