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トランプ氏の「不作為」追及=議会襲撃、前政権高官ら証言―米下院


 【ワシントン時事】トランプ前米大統領の支持者らによる連邦議会襲撃事件を調査している下院特別委員会は21日、夏の休会前では最後の公聴会を開いた。昨年1月6日の事件当日、3時間超にわたって暴徒を止める手だてを講じなかったトランプ氏の「不作為」の責任が焦点となった。
 公聴会は夜の高視聴率帯「プライムタイム」に実施され、テレビで中継された。当時の携帯電話のやりとりなどから、議事堂に暴徒がなだれ込んだ午後1時ごろから同4時すぎまでの間、トランプ氏が側近らに再三促されたにもかかわらず、支持者を帰宅させるメッセージの発信を拒否していたことが明らかになった。
 この日は、トランプ政権で大統領副補佐官(国家安全保障担当)を務めたポッティンジャー氏らが証言。同氏は議事堂が襲撃されている間、トランプ氏がツイッターで、自身の勝利宣言を断ったペンス副大統領をなじる投稿をしたのを見て「沈静化どころか、火に油を注ぐように見えた。私はこの時に辞任を決めた」と語った。
 特別委は秋に報告書をまとめる方向。新たな証拠が次々に寄せられているため、同委は休会明け後の9月に追加の公聴会を開催する。 【時事通信社】
〔写真説明〕21日、米ワシントンで開かれた下院特別委員会の公聴会で証言するトランプ前政権のポッティンジャー大統領副補佐官(国家安全保障担当)(EPA時事)
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