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6.8億円、現金で引き出しか=前事務局長が150回超―幼稚園連合会の横領事件・警視庁


 全日本私立幼稚園連合会をめぐる業務上横領事件で、連合会などの口座から不正に出金された計約6億8000万円は、前事務局長勝倉教雄容疑者(49)が全額、現金で引き出したとみられることが15日、警視庁捜査2課への取材で分かった。  正規の出金手続きを経ておらず、同課は前会長の香川敬容疑者(70)の関与があったとみて経緯や使途を調べる。  同課によると、2017~20年に現金で不正に出金された計約6億8000万円の内訳は、連合会の口座から約6億円、関連団体からは約8000万円に上る。  連合会関係者によると、勝倉容疑者は当時、関連団体の事務局長も兼任して通帳や印鑑を管理しており、不正な出金は4年間で150回を超えた。1回の出金額は平均400万円前後で、2000万円をまとめて引き出したこともあったという。   連合会の内部調査に対し、勝倉容疑者は巨額の不正出金について、「(香川容疑者の)指示だった」と証言。香川容疑者は「私的流用は一切していない」などと話していた。  捜査2課は、約6億8000万円とは別に、連合会の預金700万円を着服し私的な飲食費などに使ったとして、業務上横領容疑などで香川、勝倉両容疑者を逮捕した。着服金を銀座の高級クラブ運営会社などに送金する際は、名目を「会議費」と偽るなどし、適切な会計手続きを装っていたという。(了)【時事通信社】
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