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ロシア、東部で進軍足踏みか=集合住宅倒壊の犠牲者増―ウクライナ


 【ブリュッセル時事】ロシア軍はウクライナ東部ドンバス地方のドネツク州掌握を目指し、連日のように激しい空爆を加えている。一方、英国防省は11日の戦況報告で「恐らく支配地域の大きな拡大はない」と分析。ウクライナ軍の抗戦で、ロシアの進軍は足踏み状態となっているもようだ。  ロシア軍が支配する南部ヘルソン州では、ウクライナ軍がロシア軍の防衛ラインで局地戦を展開。ただ、「恐らく支配地域を奪還できていない」(英国防省)とされ、各地の前線で一進一退の攻防が続いている。  民間人の犠牲者も増えている。ウクライナ当局は11日、ドネツク州チャソフヤルでロシア軍のミサイルが9日に着弾し倒壊した集合住宅で、確認された犠牲者が18人に増えたと発表した。  ゼレンスキー大統領は10日のビデオ声明で、「こうした空爆を命令した者や、普通の街や住宅地を標的に空爆を実行した者は全員、間違いなく意図的に殺人を犯している」とロシアを非難。全員に法の裁きが下されると主張した。  ドンバス地方などで、新たな攻撃に備えたロシア軍の「作戦休止」情報が先週出回ったことをめぐっては「過去1日でロシア機による空爆が34回あった」と指摘し、否定した。  英国防省は、計画的な作戦休止が行われず激しい戦闘が続く状況について、精神的・肉体的な疲弊が募るロシア兵にとって「最大の悪影響の一つとなっている可能性が高い」との見方も示した。 【時事通信社】 〔写真説明〕10日、ウクライナ東部ドネツク州チャソフヤルで、砲撃により壊れた建物の前に座り込む女性(AFP時事)
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