starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

都立高生自殺、いじめ認めず=遺族の請求棄却―東京地裁


 東京都立高校1年だった男子生徒=当時(16)=が2015年に自殺したのはいじめが原因で、学校が対応を怠ったとして、母親が都に約9300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁の清野正彦裁判長は8日、いじめと認めず請求を退けた。  判決によると、男子生徒は高校入学から半年後の15年9月に亡くなった。遺族側は、同級生から人格を否定するいじめを日常的に受けていたのに、校長や担任教諭らが一切対応しなかったと訴えた。  清野裁判長は判決で、遺族側がいじめと主張した、言動のまねや呼び名の連呼などについて「人格否定の意味合いを見いだすことは困難」などと判断。その上で、学校側の対応について「一切の事情を考慮しても、いじめを受けていた可能性などを予見すべきだったと言えない」と述べた。  母親の話 思いをくんでもらえずとても残念。審理の中で明らかとなった事実も多数あり、できる限り尽くした。  浜佳葉子東京都教育長の話 主張が認められたものと考えている。 (了)【時事通信社】
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.