４カ月ぶり、新規感染ゼロ＝コロナ抑え込み―中国・上海

　【上海時事】中国・上海市の保健当局は２５日、前日に市内で確認された新型コロナウイルスの新規感染者がゼロだったと発表した。新規感染がゼロとなったのは２月下旬以来、４カ月ぶり。「ゼロコロナ」政策の下、約２カ月間に及んだロックダウン（都市封鎖）をはじめとする強引な防疫対策で感染を抑え込んだ形だ。 　変異株「オミクロン株」の流行で上海は３月下旬からロックダウンに突入したが、４月中旬には新規感染者が連日２万人を超えた。６月１日にようやく封鎖を事実上解除し、市内は平常に戻りつつあるが、店内飲食が禁じられているほか、週末は一斉ＰＣＲ検査を実施するなど警戒を緩めていない。　【時事通信社】