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ウクライナ東部要衝、知事が「撤退命令」=ロ軍攻勢、制圧へ重大局面か―米ロケット砲到着


 ロシア軍が侵攻するウクライナ東部ルガンスク州のガイダイ知事は24日、地元テレビで、ロシア軍が大半を制圧した要衝都市セベロドネツクからウクライナ軍は「撤退しなくてはならない」と述べた。「(部隊は)既に命令を受けている」「新しい、より強固な拠点へ移動することになる」と説明。具体的な時期や撤退先の場所は示さなかったが、攻防戦は重大局面を迎えたもようだ。  前線で従軍取材する地元ジャーナリストはフェイスブックで、ウクライナ軍が「(陣取っていた)工業地区の一部から未明に撤退した」と指摘した。  ルガンスク州全域の支配を目指すロシア軍は、事実上の州都セベロドネツク攻略に向け、数カ月にわたって市街戦を繰り広げてきた。セベロドネツクが陥落すれば、同州でウクライナ側の支配地はドネツ川対岸のリシチャンスクだけになる。  ガイダイ氏は21日、ロシア側が26日までにルガンスク州全域の制圧を目指しているとの見方を示し、攻撃が一層激化することが懸念されていた。  ウクライナ軍によると、南部ミコライウでは23日、ロシアが占領する南部ヘルソン州から巡航ミサイル3発が着弾した。これとは別に防空システムが2発を迎撃したという。  一方、ウクライナのレズニコフ国防相は23日、米国の高機動ロケット砲システム(HIMARS)が到着したことを明らかにした。最大射程約80キロで、長距離攻撃が可能になる。ウクライナ軍が反転攻勢を目指す東部戦線に投入されるとみられる。  これに加え、米国防総省は23日、4億5000万ドル(約607億円)相当の武器の追加支援を行うと発表した。HIMARS4基が含まれている。 【時事通信社】 〔写真説明〕ウクライナ東部セベロドネツクの工業地区を進む同軍の戦車=20日(ロイター時事)
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