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「災害に強いまちづくりを」=犠牲の女児に黙とう―大阪北部地震4年


 大阪市などで震度6弱を観測した大阪北部地震から18日で4年となった。ブロック塀の倒壊で小学4年の女児=当時(9)=が死亡した大阪府高槻市の市立寿栄小学校では、正門前の献花台に浜田剛史市長や同小校長らが花を手向け、黙とうをささげた。  参加者は、地震発生時刻の午前7時58分に合わせて黙とう。終了後、浜田市長は報道陣に「ご遺族に対して心よりおわびする。地震の教訓を重く受け止め、災害に強い強靱(きょうじん)なまちづくりを着実に進める」と語った。   地震は2018年6月18日に発生し、6人が死亡。同小ではプール脇のブロック塀が約40メートルにわたって通学路に倒れ、登校中の女児が下敷きになった。高槻市は市内の公共施設でブロック塀の撤去を進めており、小中学校では22年度末までに全ての撤去を終える予定。  大阪府警は19年12月、塀の倒壊防止策を怠ったとして、市教育委員会の元課長ら4人を業務上過失致死容疑で書類送検したが、20年3月に不起訴処分になった。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕2018年6月の大阪北部地震で、高槻市立寿栄小学校のブロック塀倒壊により亡くなった女児に黙とうを捧げる浜田剛史市長(前列左から3人目)ら=18日午前、大阪府高槻市
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