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ロシア軍、東部要衝の大半制圧=ウクライナは武器支援要請


 【ロンドン時事】ロシア軍はウクライナ東部ルガンスク州の完全制圧に向けて、攻撃を一層強めている。英国防省は15日の戦況報告で、ロシア軍が同州の要衝セベロドネツクの「大半」を支配下に置いたと分析。劣勢に立つウクライナ側は、対ミサイル用など大型兵器の供与を急ぐよう、西側諸国に求めている。  報道によれば、ロシア軍はセベロドネツクで、ウクライナ部隊が抵抗拠点とする化学工場周辺を中心に激しい砲撃を継続。ウクライナ軍に「痛ましい損失」(ゼレンスキー大統領)が出ている。ルガンスク州のガイダイ知事は15日朝のネット投稿で「3方向から同時にやって来る敵を押しとどめているが、事態はより困難になっている」と明らかにした。  ゼレンスキー氏は14日の演説で、ルガンスク州を含むドンバス地方での戦いが「今後数週間の戦争の行方を左右する」と指摘。「ドンバスで持ちこたえることは必須だ」としながらも、自軍に多大な犠牲が出ていることを認め、陥落を防ぐため武器支援の拡大を改めて訴えた。ただ、輸送面の問題などから到着が遅れているもようだ。  ロシア国防省は、化学工場から民間人を退避させる「人道回廊」を15日に開設するとしていたが、実行されたかは確認できていない。計画によれば、回廊設置は12時間で、この間に住民らを北方のロシア側支配地域に向かわせるという。工場の地下シェルターには、子供を含む約500人の民間人が避難しているとされる。  ロシア軍はこれと並行して、抵抗するウクライナ兵に15日朝までの投降を要求。だが、ウクライナ側は応じる姿勢を見せておらず、戦闘が激化する可能性もある。 【時事通信社】 〔写真説明〕14日、ロシアとの戦闘で煙や粉じんが上がるウクライナ東部セベロドネツク(AFP時事)
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