７月半ばに中東初訪問＝石油増産働き掛け―バイデン米大統領

　【ワシントン時事】米ホワイトハウスは１４日、バイデン大統領が７月１３～１６日の日程で、イスラエルとヨルダン川西岸、サウジアラビアを歴訪すると発表した。サウジで中東の産油国首脳らと会談する予定で、ロシアのウクライナ侵攻に伴いガソリン価格が高騰する中、各国に増産を働き掛けるとみられる。 　昨年１月の就任以降、バイデン氏の中東訪問は初めて。最初の訪問先のイスラエルでは、ベネット首相らと核合意再建交渉を含むイラン情勢を話し合う。また、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区でアッバス自治政府議長と会談し、トランプ前政権時に米大使館のエルサレム移転などでこじれた関係の修復を目指す。　【時事通信社】 〔写真説明〕バイデン米大統領＝１３日、ワシントン（ＡＦＰ時事）