北朝鮮ＩＣＢＭを強く非難＝核実験警戒、拉致で協力―日米韓

　【ソウル、ワシントン時事】日米韓３カ国の北朝鮮担当高官は３日、ソウルで会談し、北朝鮮が５月に行った大陸間弾道ミサイル（ＩＣＢＭ）発射について、「国際社会への深刻な挑戦だ」として、強く非難した。また、日本人拉致問題をめぐり、日米韓の協力を確認。北朝鮮が核実験を強行する事態に備え、連携を強化することで一致した。各国政府が発表した。 　会談には、韓国の金健・朝鮮半島平和交渉本部長、日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長、米国からソン・キム北朝鮮担当特別代表が出席。キム氏は会談で「北朝鮮が（北東部）豊渓里で、７回目の核実験を準備中と判断している」と語り、日韓と緊密に対応していくと強調した。　【時事通信社】