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性自認否定でPTSD、提訴=上司から「何女装してんねん」―東京地裁


 職場の上司だった男性から女性としての性自認を否定されたり、セクハラ行為を受けたりして心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したとして、トランスジェンダーの30代会社員が勤務先のインターネット関連「ピクシブ」(東京)と元上司を相手取り、計約550万円の損害賠償を求める訴訟を27日、東京地裁に起こした。
 原告が同日、東京都内で記者会見し、「LGBT(など性的少数者)でも、男性でも、女性でも、被害は被害という認識が広まってほしい」と訴えた。
 訴状によると、原告は2018年4月の入社から間もなく、勤務中や宴席で、元上司から性交渉の有無を尋ねられたり、わいせつな言葉を投げ掛けられたりした。下半身に顔を押し当ててきたこともあったほか、「何で女装してんねん、お前男やろ」などと言われたという。
 19年から不眠やフラッシュバックに悩まされ、被害を訴えたところ、同社は当初は勤務場所を変える対応を取ったが、20年4月から1年間、一緒の職場に配属。原告は今年1月にPTSDと診断されており、「会社には職場環境配慮義務違反があった」としている。
 ピクシブの話 訴状内容を確認の上、適切な対応を行う。 (了)
【時事通信社】
〔写真説明〕東京地裁(AFP時事)
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