街中で正確にＡＲ投影＝センチ単位、「ポケモンＧＯ」の米社

　【シリコンバレー時事】スマートフォンの位置情報を使った人気ゲームアプリ「ポケモンＧＯ（ゴー）」の開発を手掛ける米ナイアンティックは２４日、拡張現実（ＡＲ）を使って街中でキャラクターなどの画像や映像をセンチメートル単位の精度で正確に投影できる新技術を発表した。スマホでのＡＲゲームなどの臨場感を高めることが期待できるという。 　ＡＲは、現実世界にＣＧ（コンピューターグラフィックス）画像や映像を重ね合わせて表示するのが特徴で、スマホの全地球測位システム（ＧＰＳ）機能で利用者の位置情報を特定し、場所に応じたＣＧコンテンツを表示するのが基本的な仕組み。ナイアンティックの新技術では、あらかじめ作製した実際の都市の詳細な３次元地図の情報を、スマホのカメラ映像と照らし合わせることで、具体的な位置やカメラが向いている方向まで判別できるようにした。　【時事通信社】