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「勇敢な軍に栄光あれ」=愛国ムード醸成に躍起―ロ大統領演説


 「われわれの勇敢な軍に栄光あれ」。ロシアのプーチン大統領が9日、モスクワの「赤の広場」での演説を締めくくると、兵士らから「ウラー(万歳)」の歓声が地鳴りのように響き渡った。演説でプーチン氏は厳しい表情でウクライナや北大西洋条約機構(NATO)を非難。ウクライナでの軍事作戦でロシア軍の苦戦が伝えられる中、愛国ムードの盛り上げに躍起になっている様子がうかがえた。  愛国心の象徴となっている黒とオレンジのしま模様「ゲオルギー・リボン」を胸元に付けたプーチン氏は「祖国を守ることは常に神聖なことだった」と訴え、ウクライナに侵攻したロシア軍を称賛。「ウクライナの戦闘地域からの兵士を含め、広大な祖国の多くの地域から来た兵士らが『赤の広場』で肩を並べている」と述べ、「あなた方は今日、父や祖父、曽祖父らが勝ち得てきたものを守っている」と戦争を美化する言葉を並べ立てた。  プーチン氏が軍事パレードの会場から去る際に手を振ると、観客から拍手が巻き起こった。パレードを観覧した退役軍人のイワン・ニコディロフ氏(72)は「わが国ロシアを誇りに思う。反ロシア感情を広めているやからにロシアは常に勝利してきたし、これからも勝利し続けるだろう」と語った。 【時事通信社】 〔写真説明〕9日、モスクワの「赤の広場」で手を振るロシアのプーチン大統領(AFP時事) 〔写真説明〕9日、モスクワで軍事パレード終了後、「無名戦士の墓」の献花式に臨むロシアのプーチン大統領(AFP時事)
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