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北欧、NATO加盟へ加速=近く申請発表も、ロシア反発


 【ロンドン時事】フィンランドが、近く北大西洋条約機構(NATO)への加盟申請を発表するもようだ。隣国ロシアによるウクライナ侵攻を受けた動きで、スウェーデンも続く見通し。NATOの東方拡大阻止を主張するロシアの行動が、軍事的中立を維持してきた北欧の近隣国の警戒感を引き起こし、NATOに近づける皮肉な展開となっている。  9日に旧ソ連の対ドイツ戦勝記念日を迎え、ウクライナでの作戦の進展を誇示したいロシアは、加盟申請の動きに強く反発。領空侵犯を繰り返すなど、けん制を強めている。  フィンランド紙が政府筋の情報として伝えたところでは、同国のニーニスト大統領は12日にNATO加盟の意思を表明する。これを受けて申請に向けた議会手続きが開始され、6月のNATO首脳会議で正式申請する運びという。  フィンランドは長く中立政策を掲げてきたが、ウクライナ侵攻でロシア脅威論が高まり、最近の世論調査では6割超がNATO加盟を支持。こうした世論を背景に、政府は早期加盟に向けて検討を進め、先月から議会で是非をめぐる議論が続けられてきた。  スウェーデンも加盟へ動きを加速。報道によると、同国議会は安全保障政策見直し報告書を13日に公表し、政府は24日までに方針を決定する。  反発するロシアは最近、フィンランド、スウェーデンの領空に軍用機を頻繁に飛ばすなどし、地域の緊張が高まっている。専門家らは、ロシアがサイバー攻撃などで両国に介入する可能性を指摘している。 【時事通信社】 〔写真説明〕北大西洋条約機構(NATO)加盟について議論するフィンランド議会=4月20日、ヘルシンキ(EPA時事)
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