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マリウポリ地下住民「太陽浴びたい」=袋でおむつ代用、水は残り1週間


 【リビウ時事】ロシアが「制圧」を主張したウクライナ南東部マリウポリで徹底抗戦している精鋭部隊「アゾフ大隊」が23、24の両日、立てこもっているアゾフスタル製鉄所の地下に避難している住民の様子を写したとする動画を交流サイト(SNS)で相次いで公開した。疲弊した女性や子供が大勢撮影されており、子供用おむつなどが不足する過酷な環境。住民らは口々に「太陽の光を浴びたい」「生きて帰って親戚に会いたい」などと訴えている。  23日に公開された動画では、アゾフ大隊の兵士が地下深くまで階段を下り、歩み寄った子供たちとグータッチ。カメラに向けて笑顔を見せる子供もいる。ある男の子は「ここは外と違って薄暗いから、太陽を浴びたい」とつぶやき、女性の一人は「平和な空を見上げて、新鮮な空気を吸いたい。ただ食べて甘いお茶を飲むことが、どれだけ幸せなことか」と振り絞るように話した。動画は21日の撮影とされている。  一方、24日投稿の動画には、さらに薄暗い場所で兵士が市民に食料を配る場面が映っている。下半身に袋を巻いておむつ代わりにしている幼児や、壁の間につるしたひもに洗濯物を干す様子も。市民は残された食料や水が1週間程度分しかないと訴え、ある女性は「世界はなぜ座視しているのか」と兵士に詰め寄っていた。  ウクライナ側によると、製鉄所には市民約1000人と負傷した兵士500人が残る。ロシアのプーチン大統領は21日、製鉄所への突入中止と包囲強化を命じたが、その後もロシア軍の攻撃が続いている。 【時事通信社】 〔写真説明〕ウクライナ南東部マリウポリにある製鉄所の地下に避難しているとされる住民ら(「アゾフ大隊」のツイッターより・時事)
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