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現職優勢も伸び悩み=10日に1回目投票―仏大統領選


 【パリ時事】フランス大統領選の1回目投票が10日、行われる。世論調査では現職のマクロン大統領が優勢だが、討論番組に参加せず議論を避ける姿勢に、他の候補から批判が殺到。公約に掲げた定年退職年齢の引き上げも不評で、ウクライナ危機を背景に上昇した支持率は伸び悩んでいる。  仏紙パリジャン(電子版)が7日に報じた世論調査では、1回目投票でマクロン氏に投票すると答えた人は26.5%と、前回調査から0.5ポイント下落。一方、極右政党「国民連合(RN)」のルペン候補は23%と、1ポイント上昇した。急進左派「不屈のフランス」の創設者メランション氏も支持を広げ、16.5%で3位につけた。  1回目投票で過半数を獲得する候補はいないとみられ、24日の上位2人による決選投票にもつれ込む公算が大きい。決選投票でマクロン氏に投票すると答えたのは54%、ルペン氏は46%だった。2017年の前回大統領選決選投票ではそれぞれ約66%と約34%だったが、今回は差が縮まりそうだ。  マクロン氏は、ウクライナでの停戦に向けロシアのプーチン大統領らとの仲介に奔走する姿勢が評価されたものの、定年退職年齢の62歳から65歳への引き上げや、生活保護受給条件の厳格化などの公約が反発を招いているとみられる。  また、マクロン政権が米コンサルティング大手マッキンゼー・アンド・カンパニーの仏法人などに巨額のコンサル料を支払っていたことが判明。同社が仏国内で法人税を納めていないことも発覚し、仏検察が捜査に乗り出した。野党はマクロン氏の責任を追及しており、支持率がさらに下がる恐れがある。 【時事通信社】 〔写真説明〕演説するマクロン仏大統領=2日、パリ近郊(EPA時事) 〔写真説明〕フランス大統領選に出馬している極右政党「国民連合(RN)」のルペン候補=7日、仏南部ペルピニャン(EPA時事) 〔写真説明〕フランスの急進左派「不屈のフランス」創設者メランション氏=2021年9月、パリ(AFP時事)
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