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「ありがとう」「お疲れさま」=友人やファン、悼む声続々―藤子不二雄(A)さん死去


 「忍者ハットリくん」「笑ゥせぇるすまん」など、多くの人気作品を生み出した漫画家の藤子不二雄(A)=本名安孫子素雄=さんが亡くなり、友人やファンからは7日、「ありがとう」「お疲れさまでした」と悼む声が上がった。  小学5年までを過ごした富山県氷見市の生家「光禅寺」。ハットリくんや怪物くんといったキャラクターの石像が展示され、普段から多くのファンが訪れる。おいに当たる住職の菊池耕一さん(55)は、1週間ほど前に電話で話したのが最後だったといい、「長い間お疲れさまでしたと声を掛けたい」と言葉少なに語った。  作品などが展示されている近くの「氷見市潮風ギャラリー」を訪れていた高埜圭介さん(26)=同市=は「名誉市民として氷見を盛り上げてくれた。今まで面白い作品をありがとうございます」と惜しんだ。  川崎市の自宅には、訃報を知った友人らが次々と訪れた。20年来のゴルフ仲間だという田中菊雄さん(87)=同市=は「偉そうにしない、気さくで豪快な方。調子が良くなったらまたゴルフをしようと話していたが、残念です」と故人をしのんだ。  漫画界の巨匠が青春時代を過ごしたことで知られる東京都豊島区のアパート「トキワ荘」。跡地に開館した「トキワ荘マンガミュージアム」でも、追悼の言葉が相次いだ。自身も漫画を描くという大学生の奥山千笑さん(19)=杉並区=は「先人がいなくなってしまうのは寂しい。漫画の礎を築いてくれてありがとうと伝えたい」。神奈川県横須賀市の自営業の男性(69)は「昔は娯楽といえばテレビか漫画くらい。小さい頃は心の栄養になった。先生の作品は娘も楽しませてもらった」と感謝の言葉を口にした。(了)【時事通信社】
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