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回向柱に抗ウイルス塗料=善光寺、来月3日から御開帳―長野


 長野市の善光寺で30日、数えで7年に1度開催される「御開帳」が来月3日から始まるのを前に、新型コロナウイルス対策として本堂前に立つ回向柱(えこうばしら)に抗ウイルス・抗菌効果のある光触媒のコーティング剤を塗布する作業が行われた。  御開帳は、秘仏の本尊を模した「前立本尊」を公開する行事。2021年に開催予定だったが、コロナ禍で延期された。前立本尊と金糸などで結ばれる回向柱は、触れると功徳が得られるとされ、多くの参拝客が列をつくる。  約45センチ角、長さ約10メートルのスギ材の回向柱は27日、寺に奉納され、大勧進の栢木寛照副住職(76)が30日午前、梵字(ぼんじ)などを書き入れた。栢木副住職は「一人でも多くの人々に縁を結んでもらい、お参りして良かったと思える御開帳にしたい」と語った。   同日午後には、柱表面にコーティング剤を吹き付けた。信州大と共同開発した長野県内の施設管理会社によると、1回塗ると効果は約3年間持続するが、6月29日までの期間中に、さらに3回塗り直す予定だ。  寺は分散参拝を促すため、御開帳の期間を記録が残る限り過去最長の88日間とした。参拝者には、柱に触れる前後の手指消毒や順番待ちの1メートルの間隔確保などを求める。まん延防止等重点措置などが出された場合は行事を中断し、回向柱に触れることができなくなったり、前立本尊が見られなくなったりする。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕回向柱に光触媒のコーティング剤を吹き付ける作業員=30日午後、長野市の善光寺(代表撮影)
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